【中日】悪夢サヨナラ被弾で借金20突入…9回2死満塁で高橋周平3球三振、無失点だった橋本・草加が痛恨の初失点

【中日】悪夢のサヨナラ被弾で3連敗、ついに借金「20」へ…9回表に鵜飼の同点劇も、高橋周平の3球三振と草加勝の痛恨弾に泣く

連日あと一本が出ない拙攻が続き、前日の敗戦で両リーグ最速の40敗に到達してしまった中日ドラゴンズ。なんとしても連敗を止めたいチームは、敵地エスコンフィールドでの北海道日本ハムファイターズとの2戦目に挑んだ。

マウンドに上がったのは、巧みなゲームメイクが光るベテラン左腕の松葉貴大。対する日本ハムは若手の有望株・福島蓮。試合は終盤に劇的なドラマが待っていたが、9回表に一度は同点に追いつく執念を見せたものの、その裏に悪夢のサヨナラホームランを浴びて3-4で敗戦。3連敗を喫したチームは、ついに借金「20」の大台に突入してしまった。


【試合展開】松葉が粘るも終盤に被弾、9回表の満塁機を逃し、その裏サヨナラ負け

中日の先発・松葉貴大は、走者を背負いながらも持ち前のコントロールを武器に、日本ハム打線に決定打を許さない粘り強いピッチングを披露。福島蓮との投手戦を展開し、5回まで投げ2失点と最低限の役割を果たす。

4回に福島蓮のワイルドピッチで1点返したが、8回裏に試合は再び動く。ドラゴンズは、これまで防御率0.00と完璧な無失点ピッチングを続けていた橋本侑樹をマウンドに送り出す。しかし、この日ばかりは日本ハム打線が一枚上手だった。打席に入った田宮に初球を捉えられ、ライトスタンドへ飛び込む手痛いホームランを被弾。橋本の今シーズン初失点が、あまりにも重い1点となってしまった。

2点を追う中日は9回表、ファイターズの守護神を相手に意地を見せる。 1アウトから5番板山祐太郎がヒットで出塁すると、続く細川成也の四球、代打阿部寿樹の四球で、2死満塁のチャンスを作る。ここで打席に立った鵜飼航丞が、ライト前へ執念の一打を放ち、土壇場で3-3の同点に追いついてみせた。

ドラゴンズの攻勢はさらに続き、岡林勇希のフォアボールで2死満塁、一打勝ち越しの超絶好機を迎える。しかし、ここで代打から途中出場していた高橋周平が打席に立つも、全くタイミングが合わず3球三振に倒れ、勝ち越し点を奪うことはできなかった。

すると悪夢がその裏に待っていた。9回裏にマウンドへ上がったのは、橋本同様にこれまで無失点投球を続けていた若手の草加勝。先頭の細川凌平を打ち取って1死としたものの、続く2番・水野達稀に対し、2球目に投じた変化球がインコース寄りの高めへと甘く入ってしまう。水野はこの絶好球を見逃さず、振り抜かれた打球はライトスタンドへ飛び込むサヨナラホームラン。2-3でゲームセットとなり、中日はあまりにも残酷な形で敗れ去った。


【投手陣の考察】初失点の橋本・草加を責められないが、勝負処での1球の重み

この試合では、これまで中日のブルペンを安定したピッチングで支え、無失点を継続していた橋本侑樹と草加勝の2人が揃ってホームランを被弾し、初失点を喫することとなった。

酷使されながらもチームのために腕を振り続けてきた橋本を責めることは到底できない。彼らの奮闘がなければ、チームはもっと早い段階で崩壊していただろう。 しかし、あえて今後の飛躍のために厳しい目を向けるのであれば、草加のサヨナラ被弾の場面はなんとしても防いでほしかった。あの緊迫した9回裏、一発だけは絶対に許されないシチュエーションにおいて、あの甘いコースへの変化球はバッテリーとして猛省が必要だ。水野に完璧に仕留められたあの1球の恐ろしさを胸に刻み、草加にはこの手痛い敗戦を糧として、さらなる大投手への階段を上ってほしいと願うばかりだ。


【ベンチへの疑問と提言】今こそ高橋周平に区切りを。未来の投資へ福永裕基をなぜ使わないのか

そして、この試合でどうしても疑問が残ったのが、首脳陣の「選手起用」だ。試合の途中で高橋周平を代打の1番手として送り出したが、この采配が今のチームの方向性と合致しているとは思えない。

現在、サードやファーストのポジションでは石川昂弥や福永裕基といった活きの良い若手が台頭してきている。厳しい現実を言えば、打撃に衰えが見える今の高橋周平が、一軍の枠を割いてまでここにいなければならない絶対的な理由は見当たらない。すでにシーズンBクラスが色濃く見え始めているこの状況だからこそ、チームがやるべきことは「未来への投資」のはずだ。

また、あの交代の場面は決して一打先制といった大チャンスの局面ではなかった。それならば、長打もあり勝負強い福永裕基を打席に送るべきだったのではないか。結果として、途中出場した高橋周平は2打席に立ってノーヒット。特に9回表2死満塁、一打勝ち越しという試合の命運を握る最高の場面で、なす術なく3球三振に倒れた姿は象徴的だった。

全盛期の輝きを知るファンにとっては寂しいことだが、もう彼は「期待の若手」でもなければ、「絶対的に頼りになるベテラン」と言えるほどの数字も残せていない。未来のドラゴンズを作るという明確な選択を取るのであれば、首脳陣は高橋周平の起用法、ひいては一軍起用そのものに大きな区切りをつけるべきタイミングに来ている。


まとめ|どん底の借金20。今こそベンチは未来への舵を切れ

これで3連敗、借金はついに大台の「20」に到達してしまった。9回に鵜飼が同点打を放ったシーンなど、個々の若手の意地は見えているだけに、勝負どころでの1球の甘さや、ベンチの不透明な選手起用が敗戦に直結している現状が非常に悔しい。

明日からの戦い、目先の1勝を取りに行くのは当然だが、それ以上に「数年後のドラゴンズのためになる起用」を徹底してほしい。福永や石川昂、鵜飼といった若手たちに打席を与え、彼らと心中する覚悟をベンチが見せることこそが、今のどん底のチームに求められる唯一の希望だ。

ミナドラ
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若手を信じて前に突き進め!

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ミナドラ

中日ドラゴンズを中心に、選手の成績やプレー内容をもとにした考察記事を書いています。 試合結果だけでなく、データや内容からドラゴンズの現在地や今後の可能性を考えるのが好きです。 ドラゴンズファンの方に、野球をより深く楽しんでもらえる記事を発信していきます。

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