【中日】驚異の交流戦4連勝!柳裕也が“さすが”の修正力で今季初勝利!石伊雄太の執念同点弾&8回表の電撃集中打でオリックスを撃破し、先発陣4戦連続白星!
楽天を3タテし、最高の形でオリックス・バファローズの待つ京セラドーム大阪へと乗り込んだ中日ドラゴンズ。
セ・リーグ唯一の交流戦開幕3連勝という最高の勢いをさらに加速させるべく、金曜日初戦のマウンドには、開幕投手を務めた右腕・柳裕也が上がった。
対するオリックスの先発は、手強い助っ人右腕、ジェリー。敵地でのタフな戦いが予想されたが、今のドラゴンズには「勝つための明確な形」がある。初回に先制を許す苦しい立ち上がりを乗り越えた柳の執念と、ここぞで一気に畳みかける打線がガッチリと噛み合い、見事に5-1で4連勝を飾ってみせた!
柳裕也、初回満塁の窮地から大人のピッチング!「さすが」の修正力でオリックスを翻弄
今日の柳裕也は、決して最初から完璧な状態だったわけではない。
1回裏、オリックス打線に捕まり、西川龍馬、森友哉、中川圭太の3連打を浴びるなど、2死満塁の大ピンチを背負ってしまう。ここで6番・山中稜真に押し出しフォアボールを与え、いきなり1点を先行される苦しい滑り出しとなった。
並の投手ならここで浮き足立つところだが、そこは百戦錬磨の柳だ。
「調子が悪いなら悪いなりのピッチングで試合を作る」というさすがの修正力を見せ、続くピンチを気迫で凌ぐと、2回以降は別人のように立ち直る。緩急を巧みに使い、オリックス打線に芯で捉えさせない見事なマウンド捌きを披露。結果として中盤以降はオリックスに付け入る隙を与えず、見事に先発としての任務を最高形で果たしてみせた。
4回表、石伊雄太の起死回生ソロ!左腕ジェリーを打ち砕く同点弾
柳の粘りに、バットで最初に応えたのは頼れる強肩捕手・石伊雄太だった。
オリックスの先発・ジェリーの前に3回まで村松開人の内野安打など散発2安打に抑えられていたドラゴンズ打線だったが、4回表、2死走者なしの場面で石伊が打席に入る。
ジェリーの投じたコントロールミスを石伊が見逃さず、完璧に捉えた打球はレフトスタンドへと突き刺さる同点ソロホームラン!
重苦しかった球場の空気を一変させ、1-1の同点に追いつく極上の一撃となった。
7回表に2点、8回表に2点!終盤に相手を仕留めた理想的な「波状攻撃」
そして試合の決着がついたのは、1-1の同点のまま迎えた終盤戦、7回と8回の鮮やかな連続攻撃だった。
まずは7回表。ドラゴンズはオリックスの継投を攻め立てる。先頭の石川昂弥がライトにヒットを打ち、代打山本泰寛が送りバントを成功させ、チャンスを作る。
最後はなかなか復調のきっかけをつかめていない細川成也がレフトにタイムリーヒットを放ち、見事に2点を勝ち越し!3-1と試合をひっくり返す。前戦から好調を維持している田中幹也らの泥臭い一振りが、オリックスのブルペン陣の心を完全に折った。
さらにドラゴンズの猛攻はここで終わらない。続く8回表にも、攻撃の手を緩めることなく、先頭の四球をきっかけに再び2点を追加して5-1。一気に4点を奪う派手さではなく、7回に2点、8回に2点と、相手の反撃の芽を完全に摘み取るしぶとい「波状攻撃」こそ、今のドラゴンズが身につけつつある最高の勝負強さだ。
好投の柳の後を橋本侑樹、吉田聖弥、 9回裏を藤嶋健人が完璧なリレーで締めくくり、ゲームセット!敵地で最高の金曜日を飾った。
驚異の「4戦連続先発勝利」!投手王国中日の真骨頂がここに
今日の柳裕也の白星により、チームのこの4連勝(マラー、櫻井、金丸、そして今日の柳)のすべてにおいて、先発投手に勝ち星がついているという最高のデータが継続された。
これまでのシーズン、ベンチの間の悪い途中交代やパニック継投でブルペンを酷使し、先発の勝ちを削ってきた悪循環はもうここにはない。先発が調子を崩しながらも立ち直って試合を作り、打線が終盤にキッチリと点数を積み重ねて援護する。これこそがファンの求めていた「先発至上主義」の完全なる証明だ。
まとめ|借金は11へ減少!岡林・上林の復帰を待つチームに灯った「本物の希望」
借金15という地獄から始まった交流戦だったが、気づけば破竹の4連勝で借金は一気に「11」まで減少した。
打線では石伊のホームランに加え、7回・8回に2点ずつをもぎ取る緻密でしぶとい野球ができている。このまま、離脱中の岡林勇希や上林誠知らがベストな状態で帰ってくるその日まで、今のメンバーが最高の状態で勝ち続けるだけだ。
今日の柳裕也が見せてくれた「エースの修正力」があれば、我が中日ドラゴンズはここからいくらでも上にいける。明日も勝って5連勝、パ・リーグの猛者たちに竜の恐ろしさを骨の髄まで叩き込んでほしい。

まだまだ歩みを止めるな!!
ミナドラ
中日ドラゴンズを中心に、選手の成績やプレー内容をもとにした考察記事を書いています。 試合結果だけでなく、データや内容からドラゴンズの現在地や今後の可能性を考えるのが好きです。 ドラゴンズファンの方に、野球をより深く楽しんでもらえる記事を発信していきます。