【中日】阿部寿樹の圧巻2発で11-4完勝!も…5回途中松葉降板&復帰・清水達也の「ピンチでの投入」采配に強い疑問

【中日】阿部寿樹の圧巻2発で乱打戦を制すも…5回途中で松葉降板&復帰の清水達也をピンチで投げさせた継投策に大きな疑問

前夜、復帰戦となった髙橋宏斗の8回2失点という好投でヤクルトに先勝した中日ドラゴンズ。連勝を狙うカード2戦目(2026年7月21日、明治神宮野球場)は、打線が怒涛の攻撃を見せ、阿部寿樹の2打席連続ホームランなど打線が大爆発。11-4でヤクルトを下し、カード勝ち越しを決めた。

しかし、打ち合いを制して勝利を収めたものの、ベンチのゲームマネジメント、特に「5回途中の先発・松葉貴大の降板タイミング」と「1軍復帰登板となった清水達也の投入場面」には強い課題と疑問が残る一戦となった。


【試合の流れ】阿部寿樹が圧巻の2アーチ!しかし中盤に継投のバタつき

◆ 阿部寿樹の一発から打線爆発!序盤で主導権を握る

中日打線は序盤からスワローズ投手陣を猛攻。その立役者となったのが、この日輝きを放った阿部寿樹だ。 素晴らしい手応えで放たれた一発をはじめ、2本のホームランを放って打線を強力に牽引。効果的な長打と連打でヤクルトを突き放し、主導権を完全に握った。


◆ 6回裏:松葉が捕まり無死満塁のピンチ、ベンチが動く

先発の松葉貴大は、打線の大量援護をもらって優位にピッチングを進めていたものの、6回裏に暗転する。 ヤクルト打線に連打を浴び、ノーアウト満塁(または一二塁)のピンチを招いてしまう。ベンチはここで松葉のスイッチを決断した。


◆ 清水達也が火消しへ。なぜ「復帰戦での火消し」だったのか?

松葉の後を受けて急拠マウンドに送られたのは、久しぶりに1軍へ昇格してきたばかりの清水達也。 1点を争う局面、しかも走者が埋まった絶体絶命のピンチという極限状態での登板となった。清水はヒットを許すなどして失点を許し、神宮のグラウンドで厳しい復帰戦の洗礼を受けることとなった。その後、打線の圧倒的な追加点によってチームは11-4で快勝したものの、この継投策には首をかしげざるを得ない。


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【戦評と検証】勝ったからこそ問いたい「ベンチの継投判断」と「投手への配慮」

結果的に打線の爆発(11-4)で快勝したため、表面的には「継投成功」として処理されがちだが、今回の5回裏の采配には明確な課題が浮き彫りになっている。

疑問①:なぜ「久しぶり昇格の清水」に、いきなり満塁の火消しをさせたのか?

一番の疑問は、久々の1軍登板となる清水達也を、なぜあの超高負荷な場面で投入したのかという点だ。 いくら経験のある投手とはいえ、降格からの復帰登板は誰しも緊張と手探りの感覚がある。本来であれば、「イニング頭」や「ランナーのいないクリーンな場面」でマウンドに送り、1軍の打者との感覚を確かめさせながら立ち直らせるのが投手運用の鉄則ではないか。 いきなり全責任を背負わされるピンチで投げさせられた清水のメンタルや、今後の登板リズムへの影響を考えれば、あまりにも酷で無頓着な起用と言わざるを得ない。


疑問②:松葉を5回途中で代えた判断と、ブルペン陣への配慮

松葉が連続ヒットを浴びて捕まっていたとはいえ、大量リードを奪っていた展開。松葉にあとアウト1つ・2つを託すのか、あるいは代えるにしても「火消し専門のビハインド・勝ちパターン組」を挟むなど、段階を踏む手はいくらでもあったはずだ。勝ちゲームだからこそ、復帰したての清水を守りながら運用するベンチの細やかな配慮が欲しかった。


まとめ|勝って兜の緒を締めよ。過酷な連戦を勝ち抜くための「投手管理」を!

阿部寿樹の劇的な2打席連続アーチと打線の爆発で、連勝&カード勝ち越しを決めたこと自体は素晴らしく、チームの勢いを示す好材料だ。

しかし、過酷な連戦を乗り切るためには「勝てばいい」ではなく、リリーフ陣一人ひとりの置かれた状況や復帰プロセスに配慮した丁寧な継投マネジメントが不可欠だ。神宮での第3戦、そしてその後の戦いに向け、ベンチにはより緻密で温かみのあるゲーム采配を期待したい。


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ミナドラ
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ミナドラ

中日ドラゴンズを中心に、選手の成績やプレー内容をもとにした考察記事を書いています。 試合結果だけでなく、データや内容からドラゴンズの現在地や今後の可能性を考えるのが好きです。 ドラゴンズファンの方に、野球をより深く楽しんでもらえる記事を発信していきます。

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