【番外編】侍ジャパン右腕・種市篤暉──直球と“千賀フォーク”で狙う2026年奪三振王
NPBの中でも、
「本気になったら打てない投手」
そう評される右腕がいる。
種市篤暉──
千葉ロッテマリーンズを支えるエース格であり、侍ジャパンにも名を連ねる本格派右腕だ。
最速150km/h台後半の質の高いストレート、
そして 千賀滉大 から学んだとされるフォークボール。
この2つを軸に、三振を量産できる数少ない投手の一人である。
2026年シーズン――
種市は奪三振タイトルという明確な目標に手が届く位置まで来ている。
ここでは、
- 種市篤暉のこれまでの成績
- 投球の武器と進化
- 侍ジャパン・国際舞台での評価
- そして2026年の展望
を丁寧に整理していきたい。
■ 種市篤暉・年度別成績から見る成長曲線
まずは、これまでのキャリアを数字で振り返る。
種市は2016年ドラフト6位で千葉ロッテに入団。
決して派手な評価ではなかったが、数年かけて着実に力をつけてきた。
近年の主な一軍成績(抜粋)
- 2019年:
26試合登板/8勝2敗/防御率3.24/135奪三振
→ ローテ定着のきっかけをつくる(勝率8割を記録) - 2020年:
7試合登板/3勝2敗(トミー・ジョン手術前)
→ 将来を左右する大きな離脱 - 2023年:
23試合登板/防御率3.42/157奪三振
→ 完全復活を印象づけるシーズン - 2025年:
24試合登板/防御率2.63/161奪三振
→ 球威・キレともにキャリア最高水準
成績以上に注目すべきは、奪三振数の安定感だ。
フルシーズン稼働できた年は、ほぼ確実にリーグ上位クラスの奪三振数を記録している。
■ 種市篤暉の最大の武器①「質で押すストレート」
種市のストレートは、単なる“球速自慢”ではない。
- 回転数が高い
- ノビがあり、空振りを奪える
- 決め球にもなりうるキレ
この「どんな場面でも使える直球」が、投球の軸になっている。
実際、
「ストレートを待っていても差し込まれる」
という打者のコメントが多く、
数字以上に体感速度が速い直球として認識されている。
■ 最大の武器② 千賀滉大から学んだ“落ちるフォーク”
そしてもう一つの決定的な武器がフォークボールだ。
このフォークは、
千賀滉大 から助言を受けたことで精度が飛躍的に向上したと言われている。
- 落差が大きい
- 直球と同じ腕の振り
- 空振り率が非常に高い
この直球×フォークの組み合わせは、
NPBでもトップクラスの“三振が取れる配球”だ。
事実、
三振の多くは
👉 高めストレート
👉 低めフォーク
という王道パターンで奪っている。
■ 侍ジャパン選出が示す「国際基準の投手」
種市は 侍ジャパン にも選出されている。
これは単なる話題性ではなく、
- 球威が国際舞台でも通用する
- 三振を奪える
- 短期決戦でも計算できる
という評価の裏付けだ。
現在行われている WBC でも、
「奪三振が取れる投手」の価値は年々高まっている。
打たせて取る投手よりも、
自力でアウトを奪える投手が求められる時代。
その条件に、種市は完全に当てはまっている。
■ WBCで見せるか──“三振が取れる投手”の真価
現在行われている WBC においても、
種市篤暉 は
「短期決戦で起用したくなる投手」として存在感を放つ可能性が高いと踏んでいる。
国際大会では、
- 四球で流れを崩さないこと
- ランナーを背負っても三振で止められること
が何より重視される。
その点で種市は、
- 高めで空振りを奪えるストレート
- ワンバンでも振らせられるフォーク
という “国際仕様の奪三振パッケージ” をすでに備えている。
実際、
侍ジャパン に選ばれていること自体が、
首脳陣から
「球威が世界基準にある」
「打たせて取るより、三振を奪える」
と評価されている証拠だ。
WBCの舞台で
- 短いイニングを全力で投げる
- 重要な場面で三振を奪う
そんなシーンが一つでも生まれれば、
種市の評価はさらに一段階上のものになる。
実際に現在行われているWBCで2試合に登板し、打者6人と対戦し、5奪三振。 奪三振率は、驚異の22.50を記録している。
“WBCで名を上げ、シーズンでタイトルを狙う”
そんな流れがあっても、決して不思議ではない。
■ 2026年、奪三振王を狙える理由
ではなぜ、2026年に奪三振タイトルが見えるのか。
理由は大きく3つある。
① 完全復活後、球威が落ちていない
トミー・ジョン手術後も、
ストレートの平均球速・回転数は高水準を維持している。
② フォークの完成度が年々向上
空振り率が安定し、
「見極められにくいフォーク」になっている。
③ ローテの中心として投球回を稼げる
フルシーズン稼働できれば、
奪三振数は自然とリーグ上位に入ってくる。
■ 課題は「コンディション管理」だけ
唯一の懸念点は、やはり年間稼働。
能力だけを見れば、
- 奪三振王
- 最多勝
- ベストナイン
どれを狙ってもおかしくない。
あとは
👉 離脱しないこと
👉 出力を落とさず投げ切ること
これさえクリアできれば、
2026年は“タイトル争いのど真ん中”にいるはずだ。
■ まとめ:2026年、種市篤暉はNPB屈指の奪三振投手になる
- 質の高いストレート
- 千賀仕込みのフォーク
- 国際舞台でも評価される奪三振力
すべてが噛み合ったとき、
奪三振王・種市篤暉という未来は、決して夢物語ではない。
番外編ではあるが、
今シーズン「NPB全体を見渡したときに外せない投手」の一人だ。
2026年――
三振で球場を支配する右腕から、目が離せない。

目指せ!!世界の奪三振王!!
ミナドラ
中日ドラゴンズを中心に、選手の成績やプレー内容をもとにした考察記事を書いています。 試合結果だけでなく、データや内容からドラゴンズの現在地や今後の可能性を考えるのが好きです。 ドラゴンズファンの方に、野球をより深く楽しんでもらえる記事を発信していきます。


