【中日ドラゴンズ】根尾昂は投手として成功するのか?これまでの成績から見る現在地と2026年の展望
中日ドラゴンズの中でも、常に大きな注目を集め続けている選手がいる。
それが 根尾昂 だ。
大阪桐蔭高校時代は投打にわたる活躍で甲子園春夏連覇を達成し、2018年ドラフトでは4球団競合の末にドラフト1位で中日ドラゴンズへ入団。
その後、内野手から外野手へ、そこから投手へ転向するという異例のキャリアを歩みながら、プロ野球界でも特異な存在として注目されてきた。
しかし、プロ入りから数年が経過した現在も、まだ“確固たるポジション”を掴めているとは言い難い。
2025年シーズンも一軍での登板はわずか4試合、防御率7.94と結果を残すことができなかった。
それでも、根尾という選手が持つポテンシャルは依然として高く評価されている。
では、2026年シーズンに向けて彼に求められるものは何なのだろうか。
これまでの歩みと2025年の成績を振り返りながら、根尾昂の現在地と今後の展望について考えていきたい。
野手としてスタートしたプロキャリア
根尾は2019年、遊撃手としてプロキャリアをスタートさせた。
高校時代から守備力と肩の強さには定評があり、将来的にはドラゴンズの正遊撃手として期待されていた。
しかし、守備では精彩を欠く場面が見られ、打撃面ではプロの投手への対応に苦しむ。
例えば2021年シーズンは72試合に出場したものの、打率.178、1本塁打、OPS.482と苦しい数字に終わった。
また2022年には49試合に出場し打率.200を記録したが、レギュラー定着には至らなかった。
こうした状況の中で、球団は根尾の能力を活かす新たな道として投手転向を決断する。
2022年、投手転向という大きな転機
2022年シーズン途中、根尾は投手へと転向する。
この年は25試合に登板し、防御率3.41、29回で22奪三振を記録。
突然の転向にもかかわらず一定の結果を残し、ストレートの球威や身体能力の高さを見せたシーズンでもあった。
特に最速150km/hを超えるストレートは大きな武器となり、投手としてのポテンシャルを十分に感じさせた。
2023年に見せた可能性
2023年シーズン、根尾は先発としても起用される。
この年は2試合に登板し、防御率0.71という好成績を記録。
登板数は少なかったものの、先発として試合を作る能力を見せ、投手としての将来性を感じさせるシーズンとなった。
この頃は「投手・根尾」がドラゴンズの新たな戦力になるのではないかという期待も高まっていた。
2024年〜2025年の苦戦
しかしその後は順調とはいかなかった。
2024年は3試合登板、防御率9.39と結果を残すことができなかった。
さらに2025年シーズンも一軍では4試合登板、防御率7.94、5.2回という成績に終わっている。
結果だけを見ると厳しい数字ではあるが、投手としてのキャリアがまだ浅いことを考えれば、現在は成長過程とも言える段階だろう。
また二軍では先発として登板を重ねるなど、投手としての経験を積んでいる。
根尾昂の課題
投手として一軍に定着するためには、いくつかの課題がある。
制球力
ストレートの威力は魅力だが、四球が増えると試合を作ることが難しくなる。
実際、近年は与四球が増える試合もあり、制球の安定が求められる。
変化球の精度
プロの打者相手にストレートだけで抑えることは難しい。
スライダーやフォークなど決め球となる変化球を磨く必要がある。
ただし、ストレートがあっての変化球、根尾の長所はストレートにあるので、そこをおろそかにしてはいけない。
登板経験
投手としてのキャリアはまだ浅く、何よりも試合経験が重要になる。
登板数を増やしながら投球術を身につけていく必要がある。
2026年シーズンの展望
2026年の根尾昂にとって重要になるのは、一軍での役割を確立することだろう。
現状では先発なのかリリーフなのかは定まっていないが、まずはリリーフとして経験を積む形が現実的かもしれない。
短いイニングであれば、根尾のストレートの力を最大限に活かすことができる。
そこから結果を残していけば、将来的に先発への可能性も見えてくる。
個人的には、リリーフとしてチームに貢献してほしいと考えている。先発ではどうしてもストレートの威力が落ちてしまうからだ。
投手としてのキャリアはまだ始まったばかりとは言え、8年目のシーズンだ。
2026年は、投手としての地位を確立するための重要なシーズンになる可能性が高い。
まとめ
野手から投手へ。
根尾昂のプロキャリアは決して平坦なものではない。
それでも、その身体能力とポテンシャルを考えれば、まだ多くの可能性を秘めている選手だ。
2026年シーズン、投手としてどこまで成長した姿を見せることができるのか。
ドラゴンズファンとしては、その挑戦を引き続き見守っていきたい。

今年こそは1軍定着へ!!
ミナドラ
中日ドラゴンズを中心に、選手の成績やプレー内容をもとにした考察記事を書いています。 試合結果だけでなく、データや内容からドラゴンズの現在地や今後の可能性を考えるのが好きです。 ドラゴンズファンの方に、野球をより深く楽しんでもらえる記事を発信していきます。
